培養上清点鼻投与は、脳神経細胞の活性化に有効

アルツハイマー型認知症の治療薬承認

アルツハイマー型認知症の治療薬として、アメリカの製薬会社と日本のエーザイ株式会社が、2021年6月8日、共同で開発した新薬について、アメリカのFDA(食品医薬品局)が、原因と考えられる脳内の異常なタンパク質を減少させる効果を示したとして治療薬に承認したとの発表がありました。

病気の進行自体を抑える根本的な治療薬が承認されたことによって、ますます脳機能改善に注目が集まると考えられます。記憶や脳機能維持といった脳神経細胞の活性化は、認知症の進行抑制においてとても重要です。

脳神経細胞活性化と培養上清液

実は、この「脳機能維持・神経細胞活性化」を目的とした予防医療の分野において、培養上清液を活用した研究が数多く進められていることをご存知でしょうか。

これまでの数々の研究からも、培養上清液中には脳神経細胞活性化に大きく関係する成分が高い濃度で含まれていることが明らかになっているのです。

また、培養上清液中の成分研究だけでなく、臨床現場では、より効果的な作用を生み出すための投与方法や投与量の研究も合わせて進められています。

培養上清液を点鼻投与する重要性

皆様もご存知の通り、脳への薬剤・成分の浸透には脳血管関門(Blood-Brain Barrier ※以下BBB)の存在が大きく関係していますが、培養上清液中に含まれるサイトカイン・成分もBBBの存在は避けて通れません。そのため、点滴投与とともにBBBの影響を受けにくい点鼻投与を活用することも近年増えているのです。これは、まさに脳神経への効果・作用を最大限に活かすための、最も簡単かつ非侵襲的な投与方法ともいえるでしょう。

培養上清液を点鼻投与することは、BBBを介さず中枢まで吸収されるため、脳移行性を高め得る有用な経路となります。培養上清液の投与においても、点鼻投与は中枢神経系への効果を期待する場合の活用方法として非常に注目されている活用法の一つであり、脳機能改善・中枢神経系疾患への更なる応用研究にも繋がるのです。

新たな治療薬も期待が持たれますが、残念ながら薬剤費も高額で気軽に服用できるものではありません。一方、脳機能だけでなく身体そのものを再生させる力のある培養上清液の活用は、患者さんにとっても大きなメリットを感じてもらえる予防・治療法といえるでしょう。

次回は点鼻投与に関しまして、少し詳しくお話をさせて頂きたいと思います。

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