培養上清について

種類と違い

ヒト幹細胞培養上清液は種類があり、主に「脂肪由来」「歯髄由来(歯髄由来≒乳歯歯髄由来)」「臍帯由来」等と、採取した幹細胞の部分により数種類ございます。これら種類によって含まれるサイトカインが違うためそれぞれに特徴があります。

脂肪由来

脂肪由来

腹部などから採取した幹細胞。主に、膝の損傷や関節などのコラーゲンの増殖を促す効果が期待されています。                                    

歯髄由来
歯髄由来≒乳歯歯髄由来

歯髄由来

歯の神経から採取した幹細胞。抗炎症作用、血管新生、体内の幹細胞を誘導する機能などが期待されています。                                    

臍帯由来

臍帯血由来

再生能力の高い胎盤から抽出した幹細胞であり、いつでも採取することができるわけではないため、希少性が高く、効果が期待されています。

「種類の違い」詳しくはこちら

https://vantage-inc.net/human-stem-cell-culture-supernatant2/

培養上清は、組織採取のしやすさから日本人ドナーかつ日本製の「脂肪由来」が主流で、「歯髄由来≒乳歯歯髄由来」は乳歯から採取した「歯髄由来」が主流であり、「脂肪由来」の次に多く流通しています。「臍帯血由来」は海外からの輸入が主流であり、投与をしない仕様(順化培養液)で製造されている製品が多く流通しています。

「臍帯由来」はグラフを見ても分かるように国内での流通がわずか1%となっております。さらに、その流通量の中でも日本人臍帯を原料とした培養上清の流通は、更に希少性が高い存在となっています。

流通している製品タイプは、①原液 ②希釈液 ③配合液(ヒアルロン酸などを配合)などがあります。

参考:臍帯提供者(ドナー)は日本人 国内流通量1%の希少な培養上清液https://vantage-inc.net/human-stem-cell-culture-supernatant7/
参考:セルプロジャパン調べ

今後も注目され続ける再生医療分野

ノーベル賞の受賞などで、注目度も飛躍的に増し再生医療に関連する装置類や消耗品類、サービス類等の周辺産業の将来市場規模は、2050年には、国内市場1.3兆円、世界市場15兆円となり、今後の成長が期待されます。

右のグラフは「再生医療の将来市場予測」※数値は概数です 2013年経済産業省「再生医療の実用化・産業化に関する研究会」最終報告書

サイトカインの重要性

培養上清液には、幹細胞から放出される多数のサイトカインが含まれ、量だけでなく、複数のサイトカインが相互に連鎖しあうことで生まれる数々の相乗効果が、研究者の間で注目されています。

サイトカイン

パラクライン効果

細胞から分泌される低分子のタンパク質のことで、細胞間相互作用に関与し、細胞同士の情報伝達作用を行います。特定の内分泌組織ではなく、様々な種類の細胞によって合成されます。

パラクライン効果

サイトカイン・オーケストラ

サイトカインが細胞間の情報を伝達して、周囲の細胞の増殖や分化、炎症の調節、線維化の改善などを促す様々な働きのこと。複数のサイトカインが相互に連鎖しあうことで生まれる相乗効果のこと。

サイトカインオーケストラ

ヒト本来の”黄金比”をそのままに

多数の性質が異なるサイトカインが相互に働き合っているという考え方で、これが細胞の活性化に繋がります。

臍帯由来培養上清液の特徴

臍帯には、骨髄や脂肪細胞に比べても桁違いに増殖能力が高い細胞が豊富に存在しており、サイトカインに関しても生体に対する効果が高く評価されています。当社では、高品質かつ高濃度のサイトカイン・成長因子を無調整のままご提供いたします。当社取り扱い製品に含まれる代表的なサイトカインをご紹介いたします。

代表的なサイトカイン
1)IGF1 インスリン様成長因子1
  • 骨形成を促進する
  • 老化皮膚の再生を促進する
    (シワやたるみの改善など)
2)TIMP2 組織メタロプロテアーゼ阻害物質2
  • 認知機能の改善に働く
  • 老化皮膚の再生を促進する
    (シワやたるみの改善など)
3)PDGF-AA 血小板由来成長因子-AA
  • 創傷治癒に働く
4)IL10 インターロイキン10
  • 炎症反応の抑制作用がある
5)EGF 上皮成長因子
  • 創傷治癒に働く
  • 老化皮膚の再生を促進する
    (シワやたるみの改善など)
6)FGF2 線維芽細胞成長因子2
  • 血管新生に働く
  • 創傷治癒に働く

安心してご利用いただける”本物”の
培養上精をお選びください

比較内容 弊社取り扱い製品 A社製品 B社製品 C社製品
製造責任者 アカデミアでの再生医療・
幹細胞研究10年の研究者
情報なし 情報なし 情報なし
製品内容 原液 原液 希釈液 配合液
製造国 日本 日本 日本 韓国
ドナー 日本人 欧米人 日本人 韓国人
ドナースクリーニング 6項目 5項目 8項目 (項目情報なし)
ドナー血液検査回数 2回 1回 1回 1回
ウイルス試験(製造工程) 8項目 検査なし 検査なし 情報なし
マイコプラズマ試験 陰性 陰性 陰性 情報なし
無菌試験(真菌・細菌) 陰性 陰性 陰性 情報なし
エンドトキシン試験 0.5EU/ml以下 情報なし 情報なし 情報なし
製品管理 ロット毎 ロット毎 ロット毎 情報なし